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詩人:チェシャ猫
「ねぇお父ちゃん。。
クリスマスになったらサンタのおじちゃんが
おっきなソリに乗ってやってきて、
プレゼントくれるって本当??」
「ああ、本当だよ。。
いい子にしてたらきっと・・・。。」
街中に鐘の音が鳴り響く夜
世界中の夢を背負って飛ぶ貴方の姿は
誰より大きく見えました
重ねた時間が信じることを忘れても
それが大人になることだよと
貴方は微笑んでいました。。
街中が騒がしく色付く夜
枕元に大きめの手袋を置いておきました
他人(ヒト)の夢まで引き受けられるほど
僕の背中は大きくはないけれど
雪の降る街を走る貴方が
せめてその冷えた手を温められるように
・・・今でも貴方を信じています
例え一人目覚めた枕元に
プレゼントはなくても・・・。。