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[22853] Santa Claus〜雪の降る街〜

詩人:チェシャ猫


  「ねぇお父ちゃん。。
   クリスマスになったらサンタのおじちゃんが
   おっきなソリに乗ってやってきて、
   プレゼントくれるって本当??」

  
   「ああ、本当だよ。。
    いい子にしてたらきっと・・・。。」


街中に鐘の音が鳴り響く夜

世界中の夢を背負って飛ぶ貴方の姿は

誰より大きく見えました

重ねた時間が信じることを忘れても

それが大人になることだよと

貴方は微笑んでいました。。


街中が騒がしく色付く夜

枕元に大きめの手袋を置いておきました

他人(ヒト)の夢まで引き受けられるほど

僕の背中は大きくはないけれど

雪の降る街を走る貴方が

せめてその冷えた手を温められるように


   ・・・今でも貴方を信じています
   例え一人目覚めた枕元に
   プレゼントはなくても・・・。。

2004/12/11 (Sat)
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