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詩人:さらら
水は流れていく
川のよに
調理にも使われる
その時は火を使い
加熱する たぎらかすと
吹いてしまうし
材料も固くなってしまう
加減が必要な関係で在る
よい感じでハミングし合うと美味しく炊き上がる
温泉は心身を芯から温める
水は
消したり
また花に水をやる
水加減 誤り
やり過ぎると
花は枯れる
また蘇えらせる
詩は時折
水の性質と似ている
誰かが
水のよに飲む
雨降っている
渇いた砂地に
畑に あの樹木に
あの季節に
傘さして歩く
そのうち
晴れた空に
時折 虹を覧た
水たまりに雲写り
そんな詩も見かける