詩人:林家
私はうまく笑えない
何が楽しいことか分からない
心の中で思う
“こいつら馬鹿じゃねぇの?”
でも、それから少し時間をおくと自分がどれだけ愚かな存在か思い知らされる
私も本当は一緒に笑いたいのに
その勇気がない自分を感じるととても切ない
仲間
友達
恋人
夢中になれるものもなく孤独の海に溺れてもがいている
プライドなんていらなかったはずなのに
私はいつの間にか自分の誇りの為だけに生き始めていた
寒くて寒くて
息も出来ない程に凍えて
それでも私は懲りずに生き続けているのだ
もしも一つ願いを叶えてくれるならば
私を助けてください
誰か温めて下さい
もう一人は嫌なんだ