詩人:千波 一也
バス停はしずかに濡れていて時刻表にはブレスの箇所がしるされていてそこにあるのは文字ではなくて数字でもなくて声はとっくに無力なのでした何ができるか知れないけれど見つめていたのはてのひらで望んでみたのは晴れ間でバス停に触れることしかできなくて干されたら、また探しにきますよくわからないルーツに乗ってケロリと忘れてアンブレラら・ら花の陰から