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快感じゃがーの部屋  〜 「お空と雲」への投 票 〜

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[131142] お空と雲

詩人:快感じゃがー





『お空がさあ、遠いのよね。

あたしは雲のはずなのに、
お空は遠いの。』










逢うたんび
おんなじこと云うのね





そんなこと聞きたくて


きみに
キスするんじゃ


ないのに










背中に
いつだっけか

愚か者とゆう
レッテルを貼られたが





きみは
すぐに剥がしてくれたし

嫌がる
世間の目もくれず





この指を

抱きしめててくれたよね










それが
どうして、

今になって





嘘だったなんて

冗談
言うのさ










見つめる
虚空のなかのモノ

ぼくも見たいと
硝子色になるけど





残念ながら
きみのようには

なれない










1ミリすら
きみに近づけない










嗚呼

嘘がつけたなら
もっと上手に

笑わせられたかな





きみが鍵をくれたなら
もっと



本音を言えたかな










俯く瞳

涙をこらえて





まだ
こんなにも

愛を語りたがるけど










ねえ

そんなに知りたいなら
断言するね










『お空と雲はね、遠い生きものなの』




2008/08/29 (Fri)
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