詩人:ふくざわゆいと
自分は 「周り」となにが違うのか
なぜ 一生懸命な姿さえ
指をさされて 笑われているのか
近づけば 避けられ
持ち物は 捨てられ
いったい ボクがなにをしたというのか
ずっと 分からなくて…
親切にしたつもりが 余計なお世話
思ってることを 打ち明ければ
「この人、頭おかしい…」
そうやってまた 人が離れていく…
どうして…?
自分の心は 間違っているのか
痛みも苦しみも 哀しみも寂しさも
確かに 感じているというのに
誰にも 上手く話せないまま
理解してもらいたいだけなのに
打ち明ける勇気さえ 度重なる傷に
奪われていく 心が擦り減っていく
それでもきっと いつか
いいことが待っているんだって
想いが届いて 報われるんだって
誰かに深く 愛してもらえるんだって
信じて 生きてきたのに…