詩人:じぇん
安っぽい価値観に嫌気がさす頃
そっと透り抜ける柔らかい風
まだ幼かった日々の記憶を辿るように
もっと今を笑っていたい
少なからず僕の生活は
不幸なんて言ってらんないから
辛い別れをの後も
涙で濡れた手紙も
この胸にひそかに湧いてきた新しい季節に
溶かしていけるなら
出逢ってきた物はいつだって 失って行くばかりだから
震えた両手 顔に当てて
見猿 言わ猿 聞か猿
そうやって逃げ道を探す事が 幸せに繋がると信じてた
でもね僕ら人間は
泣き笑い恋をする
ふと気付いて隣を見ると
ほらね
君の幸せの案内人
君も幸せの案内人