詩人:ナナエ
どんな色黒さんでも色白さんでも猿でも誰でも掌はみんな同じ色をしている気がするそれはきっと誰にとっても何にとっても掌の持つ役割は変わらないのかしらだから手と手が重なるのは目と目が合うよりも刺激的でだけど手と手を取り合うのは命を獲り合うよりも困難で使いにくくて憎らしい汚れてもなお愛しいものを愛でようとするなんてわかりずらい共通言語