詩人:快感じゃがー
白紙のままの
カレンダー
今を飛び越え
未来で
生きていたあの頃
私の世界を
彩る装飾
突風は
何もかもを
容赦なく
吹き飛ばした
白紙のままの
カレンダー
過去を恐れず
未来に
生きる姿勢を
どうやら
忘れてきて
しまった模様
突風が
何もかもを
容赦なく
曝け出す
白紙のままの
カレンダー
白紙のままの
未来たち
空白だらけの
過去の空
期待をしたい
だけど
それは
待機とは
また別のお話で
なんにもないのを
怖れることはなくて
なんにもないのは
素敵なことで
なんにもないのが
きれいな始まり
誰かに
今
そう
囁いて欲しいよ