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詩人:どるとる
自分の唄う詩で励まされ
時に昔の詩に教えられ
不思議なものだが悪いことをしようとすると自分に叱られてる気がするよ
素敵なこと
いやなこと
悲しいこと
全てぼくをつかさどるなくてはならない栄養だ、何ひとつなくてはいい花は咲かないよ
鳴り止まない音色の中で
ただぼくは繰り返す
単調なリズム奏でながら
忘れてること
なくしたもの
消し去ったもの
全て無駄なものはなく全てに意味がある
全てがぼくを象る大切なものだよ
だからこそぼくは抱きしめる
ただ小さなそよ風さえ大切な栄養だ
遠慮せず 喜びに変えさせてもらおう
ただありふれた素敵な毎日を感じながら
受けとめながら
ぼくは今ここに生きている
そんなありふれた真実を勇気に変えながら
誇りにしてゆくのさ
海の向こうまで続く空のよに果てしないこの道がいつか行き止まりの壁に突き当たるまで
砂時計は落ち続ける
キラキラと一瞬一瞬が光りながら
一歩たりと戻れないからこその尊さがあふれている
ほら 今 君のそばで
ねえ 今 ぼくの中で
それは 鮮やかに光る
見違えるような景色が 続く世界を煌めかせてくれるんだ
ただありふれた素敵な毎日の中に隠れた幸せが曇りのない眼差しにより露わになる
悲しみなんて取り込んで栄養にしてやれ
強がりさえも武器になるんだ
さあ 今一度 闘ってみよう
誰かがきっと見つめてくれる
誰かがきっと救ってくれる
君のために
それがただありふれた毎日を生きる理由にもなる
アホらしい出来事も君なくしては輝かない さあ 詩を届けろ
どこかで今日もぼくの詩を待ってる誰かに
降り続く雨なんてまるで無意味にも思わさせる強い詩を。