詩人:どるとる
あるがままに生きたいという人も
あるがままを知らないという人も
あるがままに生きられない人なんていないから
あるがままにあるがまま 人は誰でも生きている
肩の力をぬいて自然な姿でいることがあるがままに生きるということだから
ひん曲がってたって
斜めっていたって
あるがままはあるがままだ
正しいだけがあるがままじゃない
綺麗なだけがあるがままじゃない
それを 知った上であるがままの自分はあるがままの自分でいられるんだ
あるがままの自分は
あるがままの自分でしかないから
あるがまま生きられない人はいない
誰ひとり存在しない
皆、自分があるがまま生きているということにただ気づけないだけだ
あるがままということはとても簡単すぎることだから
自然な気持ちは考えも及ばない領域だから
考えが及んだ時点でそれはあるがままではなくなるから
だから 人は何も考えずただ自分のままで生きている時があるがまま生きているという時なのさ
ぼくもきみも誰もかも。