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詩人:ふくざわゆいと
そこに 愛はあったのだろうか
嫌いだから 離れるわけじゃない
今でも 想わない日はない
けれど
あなたとこの先 一緒にいても
暮らせたりするわけじゃない
そこに 希望や夢はない
1年間 賭けてきた
いや 懸けてきたんだ
短い? でもね
ボクには長くつらかった
それでも 辛抱し続けた
その中で やれるだけのことをやった
ずっと あなたの決断を待った
けれど なにも変わらなかった
いや 変わらないことをあなたは望んだ
だから ボクは出ていくよ
あなたの元から 離れていくよ
ここにいても 何にもなれないから
自分がピンチな時だけ 縋って
ボクがピンチな時は 見捨てた
それは 「利用」
人を「道具」にした行為
自分さえ助かればいい人
仕事や都合のいいわけ
仕方ない事情があったにしろ
その後 ケアやフォローもない
結局 自分しか見えてない人
心を 踏みにじられたまま
そばにいても中途半端 成長しない
ずるずるとこの関係を 続けたくはないから
人生で一度の10代は 失意と挫折の中にいた
そこから立ち上がった
この20代まで 無駄には出来ない
あなたに 選ばれなかったのなら
あなたのそばにいる必要はない
ボクは あなたの寂しさを
埋めるための 「人形」ではないから
あなたの都合のいいように 扱われたままでいたくない
ボクは ボクのために生きるよ
心から必要としてくれる人の元へ行くよ
もう誰にも 振り回されたくない
ボクを「利用」して欲しくない
ボクは ボクの意志で生きるよ
本気で想ってくれる人と歩くよ
おめでとう
ありがとう
さようなら