詩人:旅人モドキ(左利き)
おれはラクダのこぶに乗り岩の裂け目を縫って進もうバラ色の殿堂そびえ荘厳に咲き誇るあの隠された秘都の地へダムを築いて水を操り栄えたと遺跡は証すいつの日か伝説に眠るとされる財宝がパピルスにより脚光を浴び劇的に発見されるうたかたの幻か歴史のカギを置き去りにオリエントから消えた語り部