詩人:あんじ
ここでまた会おうね
そんな約束はしないよ
あなたは知らない
去っていく人を
見送るつらさなんて。
逃げたい衝動から
切り離せない
過去を荷台に
詰め込んだら
空めがけて
投げてみたいよ
大きな手を離したのは
ただの強がりだったのかもしれない。
裏切りだとか真実だとか
ここまでくると何でもなかったように振る舞える。
幸せになるために生まれてきたのなら、サヨナラしたことが正しかったと思える日まで
過去を大事に想うにはまだ時間がかかるよ
私はただあなたが好きで
それは純粋な気持ちだった