詩人:さみだれ
前の馬車が遠すぎていつまでたっても追いつけない君が振り向くことはない僕が振り向くことも世界がこんな風に回るから会えないんだとしたら世界が回るより速く君に追いつけばいいなのにずっと追いつけなくて夢でも見ているような遠い幻影安くないチケットで世界は回り続けてる止める人はもういない君が振り向くこともないそれはたぶんいいことなんだろうだから僕は振り向かず追いつこうと走ってる