詩人:栢徠
どこからか、歌声が聞こえた美しく澄んだ、しかしどこか淋しげな歌声歌の内容は単調な恋の歌でも他のどんな歌よりも心に響いたその歌はどこから聞こえるのだろうその歌は誰が歌っているのだろう見渡す限り何もない草原の中で私はただ、歌声に耳を傾けていた