詩人:千波 一也
信じることが
すべてであることに
変わりはないわ
きのうも
あしたも
何にもくれないのなら
進むしかないわ
信じた先が
傷だらけでも
泥まみれでも
そこから先へつながる道は
必ずあるから
わたしのゆめは
紅くながれて
冷めたり
しない
暮れない昼がないように
暮れない夜も
きっとない
だから
言ってるじゃないの
信じることが
すべてなのよ
すべてでなければ
この世は成り立たないのよ
結果論じゃなくて
感情論でもなくて
だれも見たがらない
さわりたがらない
ささいな闇の
お話よ
2011/09/30 (Fri)