詩人:桧村藹
あの頃 嫌な事だけは山ほどあったのに幸せだけは 常にどこかに行って お留守だった幸せは時たまにしか帰って来なくてけれど断ち切れず 待ち続けている私はきっと 現実の逃避者 或は なげありな人