詩人:ハト
めいいっぱい息を吸い込みそれに伴い腹部が膨らむそれでも私は風船にはなれない少しずつ吐き出していくバズイングする唇が何だか痺れて一番大きなマウスピース望遠鏡がわりに覗き込めば小さな空ここから音が生まれる管を巡り巡って私の吐いた息はやっと音楽の一部になりあなたの心まで歩いて行こうと頑張るここから音が生まれるめいいっぱい息を吸い込みそれに伴い腹部が膨らむここから音が生まれる