詩人:礼宮月過
お気に入りの赤いマフラーを君の部屋にわすれてきたのは、もちろんわざとで君が届けてくれると思ったから寒さで震えてるわたしに走って名前を呼んでわたしのところまで届けてくれるきみが追いかけてくれるのがわたしには少し嬉しいことだったからわざとわすれてくるほらまた名前を呼んで「待ってよ、わすれもの!」