詩人:シゲヲ
尊いねぇ。
樹の葉と星は。
なぁんにも、
汚れていないじゃないか?
人の命は、
透明な道、
透明なゴール、
それを探す旅。
たとえ、
この一生だけで、
辿り着けなかったとしても。
どこかの、
だれかが、
生きてて、さ!
樹の葉のように、
尊く。
星のように、
輝いて。
涙は、
葉と無数の星にのせて、
命の川に、
命の海に、
僕の後ろに流そうか。
……なぜか?
なぜそうしなければならないか?
今ここで胸に手をあてて、
そっと……考えてみな?
あなたは賢いのだから、
わかるはずだよ……?
2006/05/20 (Sat)