詩人:紀帆
引っ張り合った毛布に無理矢理くるまって寒がりやな僕たちは季節外れの冬の部屋で確かめ合うものもないけど何となく愛し合ったジリジリとした窓の外では挨拶さえできないのに何処かへ連れてってよと僕の上で揺れる貴女は何となく誓約まみれのリバティーにもがいてるてんとう虫に見えたんだ