詩人:星涼 優
月の雫がひと粒手の中に降りてきた月の光を浴び‥白銀の輝きを増すそっと手に握り‥祈りを込める願いは一つ 想いは一つ ただ一つ届かぬ儚き想い儚く散った想い月の雫はひと粒心の中に残り月の光のもと流した泪の跡も消えず願いは消え 想いは消え ただ一つ残ったものは‥消えない傷跡