詩人:まろふに
近頃よく夢を見る 君といた頃のことを洗い髪濡れたままの長い長い口づけを唇が離れたときは君はそっと何か言いかけたけど夢から覚めベッドの中僕は 何も覚えていないあれからなんとか違う誰かを愛して今日まで生きているけど名前も呼べぬあの日の君が僕より幸せであると祈っているなにも変わらぬ笑顔の君の夢を見た日は何処かでよく似た背中見つけたがっている会わなくなって何年が過ぎた? 声も聞いていないいま君の姿を見てもちゃんと思い出せるか本当は自信がない