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詩人:アイと勇気
彼女は昔 大スターだった
大きなダイヤを指にして
きれいなドレスに包まれていた
人気もあったしお金もあった
不自由の無い暮らしに
誰もが羨んだ
それでも彼女は 寂しかった
何かが足りない と孤独だった
誰か私に愛をください
彼女の問いに答える者は誰もいなかった
その男は昔 大スターだった
プール付きの豪邸と美人の妻
自家用セスナで外国旅行
人気もあったしお金もあった
不自由の無い暮らしに
誰もが羨んだ
それでもその男は 寂しかった
何かが足りない と孤独だった
すべてお金で買ったものさ
お金で買えない物などないと
その男は 自分を騙し続けた