詩人:きりさめ
誰かの願いが叶う頃あの子が泣いている、らしい。誰も傷つかない世界はないって事。自分が幸せになれば代わりに誰かが不幸に、自分が不幸に感じてるとき他の誰かは幸せに。なんだかなぁーずっとみんなが幸せになれればいいって思ってた。でも迫ってくる現実に押しつぶされて、犠牲はつきものだと考えるようになって。その間を揺れながら生きてきた。初めてこれを聞いたとき、言いようもない衝撃をうけた。誰かの願いが叶う頃あの子が泣いている。