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詩人:安曇
ゆらゆら揺れる緑のカーテン
森の中にいるみたいね
ほんのりピンクの僕の頬に
ゆらゆら風がキスをした
あの頃の僕は、いつも君の隣に
ゆらゆら揺れる優しい風に包まれて、穏やかでした
バラの刺
じんわり滲む指
痛むのは指じゃなくて心
さよならが風にのって
君に届いてくれたらな
あの日言えなかった
さよならが風にのって
君を楽にしてくれますように
ゆらゆら揺れる緑のカーテン
山のなかにいるみたいね
ほんのり笑う君の写真に
ぽたぽた僕の涙がキスをした
さよならが風にのって
君に届いてくれたらな
あの日言えなかった
さよならが風にのって
君を楽にしてくれますように
ゆらゆら揺れる緑のカーテン
さよなら愛しい日々よ
ゆらゆら揺れる緑のカーテン
さよなら君への想い
さよなら