詩人:るどるふ
その子は冬に生まれた子だったけど寒いのが苦手でいつも誰かにひっついてた自分じゃ自分の寝床さえ暖められないことを知っていたそのくせ怖がりで臆病でいつかなくなるぬくもりならと自分から投げ捨ててたいつまでもあるぬくもりだって確かめたいのか投げ捨てては跳ね返ってでも返ってくるのを待ってたそんな君は今ぬくもりの中にいるのかなもう投げ捨てることもできなくなっちゃいないかといつも心配してるよいつも心配ばかりしてるよ