詩人:快感じゃがー
今日 絶望は 私そのもの
喩えば
これが悪夢 でも
信じないふりが
できた
あの時までは
濡れるように
泣いて
眠るように
死ぬ
些細な愛に
ただ 浮かれてた
昨日の必然
どうせ
二人は傷つけあって
見下しあって
心を 壊した
感触は
まだ
この手に
残って
いるけど
止まれない道を
選んだ私は
夢 という現実で
現実の夢を
見てる
それだけのこと
大切な 花だから
つぼみごと
燃やして
朝を待って
光の なかで
今は
世界を 敵に回して
痛み ばかりで
つまらない
価値のない恋だった
まるで
映画みたいに
あぁ
呆気ない結末
大切な花 だから
つぼみごと
踏みつけて
朝は
待ってくれないの
どんな
瞬間でも
痛み ばかりの
つまらない
意味もない恋だった
だけど
映画みたいに
美しく ない
映画のようには
あぁ
終われない