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詩人:甘味亭 真朱麻呂
果たすまで ずっと
僕は走りつづける
夢を追い いつまでも
面影と二人で走りつづける
止まらない涙
とめどない涙
はげしい痛み
胸の傷はこみ上げる涙でしみる
あぁ
叫んで叫んで叫んでも
こんなに叫んでも
君はかえらない
悲しいんじゃない
悲しんでなんかない
涙してなんかない
懐かしい日々よ
もうかえらない日々よ
全ては確実に 着実に進むだけ
全ては戻らず 時を刻むだけ
そして 今
想うことは一つだけ
どんなに悲しくても
無意味じゃない
たとえ失っても
無意味じゃない
自転車は止まらなく進む
僕の日々は止まらなく進む
いつまでも
いつまでも
ずっと
ずっと
この胸の中で生き続ける
君との物語は生まれ続ける
いつでも
いつでも
君と逢える
君と笑える
新しい日々の中
夢の中で 現の中で
繰り返す日常
朝が終わる
夜が訪れる
そして また
朝陽が昇る
夕陽が沈む
涙しても笑えるよ
ずっと
ずっと
君を愛しているから
そう誓ったから
ずっと
ずっと
君が好きなんだから
僕は笑うよ
空眺め 空見上げ
僕は笑うよ
懐かしい日々よ。