詩人:夢中人
このレールに沿って時を重ねて 幾度となく規則を反して 勝手気儘に思い過ごしてきた あの頃はとても近所なんて身振りもしないで 欲望両手に掴みながら猛スピードで駆けていた
恋と夢だけが唯一の支えだった 哀しみ悲劇など見ぬ振りしていた もう終点は近いけれど忘れはしないよ 輝きに満ちてたあの姿
どれだけ自分を見失ったのか 全て消してしまおうとも思い 情けの傷跡腕に残した あの頃は青い愛しさに包まれていて 人を愛し愛される意味をこの肌この心で感じたよ
懐かしく綺麗な夕日が瞳越しに霞んで見えた