詩人:ふくざわゆいと
キミの傷の深さは
ボクには 分からないけれど
キミと同じ立場だったら
ボクもきっと 傷ついていただろう
明かされた真実 知らなかった秘密
それでも はにかんで見せていた
あの笑顔 今は痛々しくて…
どうして あの日
一言 キミに声を掛けなかったんだろう
どうして キミの気持ちになって
考えることをしなかったんだろう
分かるだなんて とても言えないけど
なにかサインがあったかもしれない
気づけたかも知れないのに
ボクも 周りも なにひとつ
してあげられないまま
静かに キミは
いなくなってしまったんだね…