詩人:月島レナ
信じている
だけど心の端っこで
不安が少しだけ
影を落とす
あの温かさが
ずっと傍にあることを
疑わなかった 子供だった涙堪え唇をぎゅっと噛み、強くなったと笑えるように どうかその手の体温が
嘘ではないと教えてほしい優しい声で名前を呼んで
私をもう置いて行かないで 願い、祈り、何度も叫んだだけど声は届かない
今はただ形は
目に見えないけれど
いつだって私を
守ってくれる
あなたの優しさは
日溜まりに溶けて
幸せ消えずに
ずっと傍にいる
気付かないものは多すぎて無くしたときにやっと解るベットの中でふざけ合ってあなたの腕で眠りたい
いつかまたあなたと会えるそのときは
ただいまって笑って
髪を撫でて
夢見てる
いつも小さなこの場所で
抱きしめてもらえる日を
待ってる