詩人:和泉
はじめまして は歩幅が分からず新品の靴が少しキツかった結び直すその瞬間に見逃してしまいそうで靴紐は解けかかったままはじめまして は何度も訪れその度に歩幅調整どうしても距離感うまく掴む事 できなくてもう白さを失った靴万歩計じゃ計り切れないくらい歩いて来たからボロボロの靴紐は今ではしっかり蝶へと成長した