詩人:どるとる
不思議な夢を見たよ
僕は深海のような宇宙の中でパジャマ姿で宇宙服も着ずにただよってる枕抱えて
まるで星のようなヒトデがいろんな色で回りながら僕を嬉しくさせるから思わず微笑みがこぼれる
ただ微笑みひとつ浮かべただけでどうやらその世界では輝きに変わるようにその世界を照らす光源になるようだ
僕はその世界を深海宇宙と呼ぶ
近いような遠い距離から確実に遠ざかりながら近づいてくる距離のつかめない声に僕はひたすら自分の名前を叫ぶ
忘れてほしくないから
僕の名前を刻み込んで 夜を照らす星のようにせめて深い深い海の中を照らす月明かりのように
僕の夢に近づけさせて
無理なことは願わない
ただ ロマンに一途になって 僕は夢見る
はるかな宇宙に
謎めく深海に
同じだけのときめきを 抱いたまま。