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詩人:ちぃふぁん
私よ
何をそんなに悩む必要がある
考えるまでも無いではないか
始めから答えは出ている
間違いだと分かっていたはずだ
お前は何をしたいのか…?
眼鏡を取った世界は
ぼんやりと
全てが白く
「霧に消えてしまえ」とばかりに
しかし
眼鏡を掛けても世界は
ぼんやりと
全てが白く
何も変わっていなかった
あの人を好きになれた時間は
私を幸せにした
だけど
同時に
私を不幸にした
私を苦しめる
「サヨナラ」を言わなければ
自分も
あの人も
もっと
つらくて苦しくなるのは
分かっている…
私よ
何をそんなに悩んでいる
元々会うはずの無い二人が
出会ってしまったのは
運命なのか
不幸なのか
偶然を作り出したのは
神様の奇跡?悪戯?
「サヨナラ」を言わなければ
自分も
あの人も
もっと
つらくて苦しくなるのは
分かっている…
私よ
もっと善い恋を
まともな恋を
望みなさい
もうこれ以上
涙は流したくないでしょう…
「…サヨナラ」