詩人:♪羽音♪
確かに私は貴方を
傷つけてしまった
その点に関しては
申し訳なかったと
思っています
ただ勘違いを
して欲しくはない
あれ以降
書いている言葉は
貴方に向けたものではない
貴方がピアニストで
私の音楽の指導者だった
というなら話は別だが
そうではないでしょ?
あれ以降
事あるごとに何度も
人違いだと言ってきた
私は貴方の想い人ではない
子供も居なければ
旦那も居ない
そもそも結婚だって
していない
職業だって特殊な部類のものだし…
貴方が憎むほど
愛している女性と
私は似ても似つかない
私と貴方が語る女性は
別人だよ
確かに貴方を傷つけに傷つけた私は
極悪非道かもしれない
でも私は誤魔化す
つもりもないし
貴方の思い込みで
倍返しされても
私は「人違いです」
としか言いようがない
だから私から
贈れる言葉は
「傷ついた以上に
幸せになってください」
これしかないの
貴方に贈る言葉は
これしかないの