詩人:さきネコ
暮れかけた空に 1つ
嘘に包まれた 真実
目を閉じれば わかる
記憶の中の 小さな夢は
色の無い 時間たちが
めぐりめぐって 頬をかすめる
願いは 雪と共に そっととける
音も無く 淡すぎた想い
どうしても 選べないのなら
考えていたって 答えは見つからない
とりあえず 今日を生きよう
明日の 姿を見るために
風のささやきが 大地に広がる
くりかえしだけの景色は もう見飽きた
色の無い 時間たちが
めぐりめぐって 心奪ってく
未来は 月と共に そっと光る
何も無い ただ深い空で
2007/03/10 (Sat)