詩人:大蛇
今さっき自身の首輪が緩んだ気がするのはきっと貴方は私を異常者だと気づいたから手にまとわりつく身体を支配する赤黒い鉄の液体は手首に無数に並ぶ赤紫の平行線を えぐったからさ。好きに言ったらいい生きる気力も失せたよ脳を麻痺させるこの発作精神異常者だと笑えばいい早く消えてしまおう世間に知られてしまう前にはらりと泣いてさらりと散る大丈夫。私は強い。