詩人:どるとる
ねえ どんな日だって無駄だったなんて言わないで
今日一日を生きた自分を貶さないで
ねえ どんな事があったって必死に頑張った自分を認めてあげよう
不器用な手付きで
手繰り寄せたこの夜は
無理やり時計の針を動かしたようになんだかやりきったっていうものがない
それでも なんにしても自分をほめることがいちばんの愛と思うから
なんだって笑えるさ
生きていればいいことのひとつやふたつくらいあるさ
それを糧に勝手に進んでゆくさ
だから 僕は夜を笑う
屁でもねえやと
今日も涙をのみ込む
嘘でも強がりでも
そうしなきゃきっと僕はバラバラに壊れてしまうから。