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[91852] おんなじ孤独を背負う人

詩人:甘味亭 真朱麻呂

いつも教室の隅っこで
無表情でにこりとも笑うこともなく
空をただ眺めてるアナタ
クラスメートと上手く話せないのか
見たところアナタは孤独に浮いてるって感じ

僕と同じだね
そういう孤独なところ
一緒にしないでって言われるかな
こんなこと言ったら

放課後の教室で
戸締まりのアナタと僕は
夕焼け空をなんとなく眺めてた
綺麗だね…
綺麗だね……

アナタをこんなに近く感じれる
何故かな似てるからかな
こんなに親近感を抱くのは
初めてキミに話しかける
先ずは適当に
『学校つまんねーよな』
そうキミに呟く
聞こえるか聞こえないくらいの声で
返事を期待しないで
そっと呟く。

2006/12/21 (Thu)
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