|
詩人:ℒisa
按摩が恋人なら良い
三日三晩胃が苦しい
煙草に火を点けても
咳が止まらねぇや
頭ね
年中割れそう
ねぇ
嘘くっさい上辺の優しさ
止めないでね
それでも私の居場所になってる
あたしより不幸でも幸せでもない連中が
同じ秘密を持ってる
愛無く体を交えても
罪なんかに思わないからね
どうせ愛なんて云うのは消えてしまう
雪
降るよ
確かに冷たい
確かに暖かい
陽が差すといつの間にか
嘘みたいに消えてる
同じだよ
その嘘っくさい優しさも
永久だと信じた恋も愛も
だからせめて
按摩が恋人なら良い
この子たちを肩からおろしてやってよ
十字架が重くて仕方ない