詩人:カナリア
織り姫のように美しくはないかもしれない織り姫のようにおしとやかでもないかもしれない泥にまみれながら大根作っていたあの人は決して織り姫にはなれないけれど…逢わせてあげたいのですあの人が星になってから元気のない我が家の彦星に逢わせてあげたいのです美しくなくてもおしとやかじゃなくても我が家の彦星は愛する織り姫に逢いたいんですどうか…もう一度父に…母を抱きしめさせてやって下さい私の願いは…届きますか?