詩人:杞柳
名付けた仔犬が死んだんだ呆気なくて非力で涙も出なかったんだ虚無ってやつが溢れたよ今すぐにでも足元から泣き声が聴こえそうで幾度か名前を呼んだんだ嗤われるから心の中で名付けた仔犬が死んだんだ独りで寂しく死んだんだ呆気なくて非力で涙も出なかったんだ