詩人:Smile
貴方はいつも
私の心の中におりました
場所は違えど真ん中ではなくとも
いつでも心の中におりました
私は貴方に
一目逢えるだけで良いのです
姿を見られればそれで良い
たとえもう二度と逢えぬと解っていても
私は貴方を想うでしょう
逢えぬと解っているからこそ
強く 強く 想うでしょう
世の中に存在する言葉のどれにも当て嵌まらないような
たったひとつの言葉で言い表せるような
そんな想いを抱いております
そう これを人は「愛」と呼ぶのでしょうか?
一目逢えるだけで良いのです
どうか どうか 貴方が遠い空の彼方へ消えてしまう前に
私の心が失われてしまう前に
どうかその存在を もっと私に濃く強く
足跡を残しては下さいませんか