詩人:MARE
喉に詰まる音聞きたくない言葉すれ違って消える潰れた涙余韻が指す道すじ拭うほど広がって塩辛さを確かめながら傘からはみ出ないように水溜まりをかわすどんな騒音も聞こえない手を 手を握ることも もう死に急ぐ心を身体が支えていたもう少し歩こうかな空が泣き止んだ