詩人:高級スプーンあと何年
部屋の温度で季節が変わるのを感じる桜も枯れ葉も散らない室内ここで何をしているんだろう何もしてないんだよな世間から見れば生きているのかどうかも怪しくそもそも怪しまれるほどご近所にすら認知されていない汚れていく部屋と身体が時間の経過を否応なく通知してくる何の意味も成さずにまた一年が終わりそうため息を吐くだけの人生ならさっさと死ねよそれでもまだ続けるならどうしようもない一生苦しめ