詩人:快感じゃがー
わたしね
別に
死にたいわけじゃ
ないのよ
ただ時々
どうしようもなく
「生きること」
全うするの
面倒なときがあるの
それでね
あのね
やっぱり
みんな
"ありのままの自分"を
受け入れてくれる
誰かが
ひとりくらいは
必要だと
思うのね
だけど
それは
誰でもいいって
ことでも
なくって
そうね
うん
笑わないで聞いてね
わたしは
そのひとりに
きみを選びたいのよ
ああ
ねえ
そんなに
黙りこくらないで
あのね
そう
壊れる前に
壊してほしいの
とても
とても単純なことよ
とてもとても
簡単なことよ
きみは
わたしが
合図するとき
何もかもは夢だって
そう言うだけ
そんな
当てもない約束が
なんとなく
ほしいの
そんな
当てもない約束を
なんとなくね
きみと
したいの