紙一重の部屋
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[122901] 研ぎすまされた冬風の中で
詩人:紙一重
山の高嶺から一人
下界を見下ろして
冬の
透き通った
冷たい風が
頬を刺していく
こうしてるだけで
まっさらになれたらな
風が耳を切っても
鼻が凍っても
構わなかった
心が真っ白になるまで
此処に居たいと思った
2008/03/15 (Sat)
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