詩人:甘味亭 真朱麻呂
何気ない君のやさしさにふれる度
僕の冷凍庫の氷のように冷たい心も不思議と涙になって溶けていく
許し合うだけの関係なら続かない
僕らは時に醜くなっていがみ合う
汚い言葉でお互いにわがままになる
離れてもまた愛の輪でつながって
そしてまた喧嘩などして
ふたたび元いた場所へ何気なく帰ります
愛し合える今や許し合える瞬間に
感じてきた傷みはゆっくり癒えていく
あんなにも怒り狂って素直になれずにいた僕がバカバカしくなってくる
重なる「ねぇ」の声は次の瞬間には「ごめんね」に変わるから…
すんごくちいさなことで
ふたりは離れて
そしてまたおんなじ場所で笑いあう
何にもなかったみたいに
たったごめんの一言で向かい合わせで話が出来ます
内容なんか覚えちゃいないけど
世界でいちばん大好きな君と楽しく話が出来ます
お菓子などつまみながら
好みのCDなど聴きながらね
ごめん!のその僕の一言で
はぐれかけた愛がまた僕に昨日みた夢の続きみせてくれる
あきらめないで何度だって言ってみて
誠意をみせて次からは裏切らないで
約束したんだつながりたいから
もう一度君の夢の中へ行きたいから
愛されるために君との今があることを
もう一度思い出して
今度こそ忘れないから
ラララ
つながりあって
笑いあって
また心にひとつ笑顔と涙の花が咲く
君の中に 僕の中に
ごめん!を合図に花が咲くよ
夕闇を逃れ
夜の空に一番星が輝くころ
僕はまた君と肩寄せ合って
キスなどし合って
おでことおでこくっつけ合って
あぁ 静かな夜のムードに揺られて
君と眠るよ
まだ見ない明日を楽しみにして眠るよ
目をつむる瞬間に君を見て
永遠に着く瞬間ならなおさら君を見て
いつもみたいに眠りに着くよ あぁ。